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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

 超現実のなかの非現実。限りなく透明に近い透明のような世界観が特徴の村上春樹。ねじまき鳥クロニクルを読んでからファンなんだけど、今回も感動と驚きをもって読ませていただきました。ごちそうさま。
 この本は「世界の終わり」と「ハードボイルドワンダーランド」という二つの独立した小説が重なり合って進行していくという構成。しかし「海辺のカフカ」と違ってこの二つの物語は「完全」にシンクロしている。
 村上春樹の小説の特徴は、彼自身の意見が強く反映されていることと、それゆえに読者を別世界へ放り込むことを厭わないこと。例えば井戸に象徴される人生観や、孤立した町(僕と鼠シリーズ)、壁抜けが必ず一つ登場する。世界の終わりでは物語全体がソレであり、ハードボイルド〜では地下の世界がソレであって、ハードボイルドの主人公の意識下がソレである。ループ&ループ、出られない迷路のようだ。
 そして余韻。限りなく完結している未解決のストーリー。
 うまいなぁ、と思う。
Posted by teshi * comments(0) * trackbacks(1)

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これいいよ  at 2007/03/26 2:56 PM
rolling star 歌詞
j-popと呼ばれるものには全く興味がなかった。というより「曲は聴いたことがあるけど歌っている人の顔と名前が一致しない」と思っていた。 特に女性はそう。何を聴いても同じような気がしていた。

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